遠巻きに見ると、明らかに毛が生えている。
長さ3センチぐらいで、
長細くて、
黒くて、
毛が生えている物体…
ケ、ケ、ケムシーーーーーぃ\(◎o◎)/!
こりゃ、マズいと片手にテッシュを数枚、
片手にほこりをかぶった季節はずれのキンチョールを所持。
敵に気づかれぬ様に一歩一歩近づく。
でも、敵は全く動かない。
この寒さで既に凍死?(どんだけ寒いんじゃ、わが家)
しかし、油断は禁物。
「逮捕の瞬間が一番危険」と踊る大走査線の和久さんが
口を酸っぱくして青島刑事に言ってたからね。
犬たちにも協力をさせ、
徐々に敵との距離を縮めて3方向から追いつめる。
しかし、やはり敵は微動だにしない(-。-;)
やっぱり、こりゃ、死んでるな…
鑑識さんに怒られない様に、
白い手袋着用で、さぁ、現場検証開始(○_○)
「鑑識、死亡推定時刻は?」(いつの間にか二役?)
「お年のひばさん、コレは…
死亡推定時刻の判定は無理っすね」
「水死体でも無いのに何でだ?」
「敵には、元々生命は無いっすね」
「どういう事なんだ?それは???」
「敵はケムシでもゲジゲジでもなく…
ひばさんのム、ム、ム、ム、ムスメさんの
つ、つ…つけまつげの様です」